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訂正仕訳
仕訳を誤ってしていたときは、これを訂正する必要があります。
誤った仕訳を訂正する仕訳のことを訂正仕訳といいます。
誤った仕訳の逆仕訳と正しい仕訳を合体させると、訂正仕訳になります。
仕訳の確認
事例を使って確認しましょう。
【例11-19】を見てください。
【例11-19】
得意先に商品¥100を売り上げ、代金は掛けとした。その際、次のように仕訳していたため、これを訂正する。
(借)受取手形 100 (貸)売 上 100
まず、誤った仕訳の逆仕訳をします。
それが①の仕訳です。
次に、正しい仕訳をします。
それが②です。
そして、①と②の仕訳を合わせると訂正仕訳になります。
合わせる際に、①の借方と②の貸方に売上100円が出てきているので、これを相殺します。
その結果、訂正仕訳は借方・売掛金100円、貸方・受取手形100円となります。
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