[ad#co-1]
1.立替金の処理
従業員や取引の相手先が負担すべきものを、一時的に立て替えた場合には『立替金』(資産)として処理します。
【例8—9】
従業員負担の生命保険料200円を現金で立替払いした。
【例8—10】
【例8—9】の立替金200円を現金で回収した。
2.預り金の処理
一般にお店が従業員に給料を支払う際、従業員の源泉所得税や社会保険料(従業員負担分)に相当する金額を会社が預かり、これを差し引いた残額のみを支払います。この場合、実際に支払った金額と会社が預かった金額の合計を借方に『給料』(費用)として計上し、会社が預かった金額は『預り金』(負債)として処理します。この預り金は、その後、会社が税務署等に一括して納付するため、この段階で取り崩す処理を行います。
【例8—11】
従業員に対する給料700円の支払いに際し、源泉所得税100円を差し引いた残額600円を現金で支払った。
【例8—12】
【例8—11】の源泉所得税100円を現金で納付した。
コメント