学習内容 |
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引出金の処理
今回は、決算整理のうち、引出金の処理を確認します。
仕訳はすでに学習済みです。
決算において、引出金の残高を資本金に振り替えます。
決算整理仕訳と精算表の記入の確認
事例を使って確認しましょう。
【例15-3】を見てください。
【例15-3】
決算日において引出金の残高¥50を資本金に振り替える。
決算整理前の精算表には、引出金50円が試算表欄の借方に記入されており、資本金300円が試算表欄の貸方に記入されている状態です。
決算整理仕訳は、借方・資本金50、貸方・引出金50となります。
この仕訳を精算表の修正記入欄に記入します。
次に、試算表欄の金額に修正記入欄の金額を加減して、損益計算書欄または貸借対照表欄に記入します。
引出金は、試算表欄の借方に50、修正記入欄の貸方に50と記入されていますので、残高が0となり、記入なしです。
資本金は純資産なので、貸借対照表欄の貸方に記入します。
金額は、試算表欄の貸方の300から修正記入欄の50を差し引いて250となります。
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