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第1節 伝票
1.伝票とは
取引を行ったら帳簿に仕訳を行いますが、具体的には仕訳帳という帳簿に仕訳を行います(詳細は第11章で解説します)。
しかし、この仕訳帳は1冊しかないため、取引量が多くなると1冊の仕訳帳で処理することが大変になってきます。そこで、「伝票」という仕訳を記入する紙片を用いることで、担当者を分けて仕訳を行うことができるようになります。
なお、伝票に記入することを「起票」といいます。
2.伝票の種類
伝票には、「入金伝票」、「出金伝票」、「振替伝票」の3種類が存在します。
第2節 伝票の起票
1.入金伝票
入金伝票は、現金の入金取引を記入します。
【例10—1】
商品500円を売上げ、代金は現金で受取った。
2.出金伝票
出金伝票は、現金の出金取引を記入します。
【例10—2】
商品500円を仕入れ、代金は現金で支払った。
3.振替伝票
振替伝票は、現金の入金・出金取引以外の取引を仕訳形式で記入します。
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