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第10章 伝票②(一部現金取引)

伝票 第10章 伝票

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4.一部現金取引

ここまで、現金の入金取引・出金取引とそれ以外の取引の3つに分けて考えてきましたが、取引に現金取引とそれ以外の取引が混在している場合には、入金伝票(または出金伝票)と振替伝票の2つを使用して処理します。この場合には、2通りの記入方法があります。

(1)取引を分割する方法

取引を現金取引部分とそれ以外の取引部分に分割して、現金取引部分は入金伝票(または出金伝票)に、それ以外の取引部分は振替伝票に記入します。

【例10—4】

商品500円を売上げ、代金のうち200円は現金で受取り、残額は掛けとした。

一部現金取引
一部現金取引2

(2)掛取引を仮定する方法

全額を掛けで取引したと仮定し、現金取引部分はすぐに代金を決済したと考えて、掛取引部分(全額)は振替伝票に、現金取引部分は入金伝票(または出金伝票)に記入します。

【例10—5】

商品500円を売上げ、代金のうち200円は現金で受取り、残額は掛けとした。

一部現金取引3
一部現金取引4

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