学習内容 |
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受取手形記入帳
受取手形記入帳は、受取手形の状況を記入する帳簿です。
手形種類の欄には、手形の種類を記入します。
受け取った手形が約束手形の場合は、約手と記入します。
摘要欄には仕訳の相手科目を記入します。
てん末欄には手形が最終的にどうなったのかを記入します。
この受取手形記入帳は、下の4つの取引を記入したものとなっています。
4月6日に売上の代金として約束手形を受け取っています。
約束手形なので、手形種類の欄には約手と記入します。
また、仕訳をみると、受取手形の相手科目は売上なので、摘要欄に売上と記入します。
そして、この手形は6月6日に決済され、当座預金口座に入金されていますので、てん末欄に入金と記入します。
5月7日には売掛金の代金として約束手形を受け取っています。
約束手形なので、手形種類の欄に約手と記入します。
相手科目は売掛金なので、摘要欄に売掛金と記入します。
そして、この手形は7月7日に銀行で割り引いていますので、てん末欄に割引と記入します。
支払手形記入帳
支払手形記入帳は、支払手形の状況を記入する帳簿です。
4月8日に仕入れの代金として約束手形を振り出しています。約束手形なので、手形種類の欄に約手と記入します。
仕訳の相手科目は仕入なので、摘要欄に仕入と記入します。
そしてこの手形は6月8日に決済され、当座預金口座から支払われていますので、てん末欄に支払いと記入します。
手形記入帳の記入方法の確認は以上です。
受取手形記入帳や支払手形記入帳の記入をみて、取引の内容を把握し、仕訳できるようにしましょう。
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