【簿記3級講座#11】手形の割引き【最速簿記】

簿記3級講義動画 第4章 手形
学習内容
  • 手形の割引きの処理
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手形の割引きの処理

約束手形には支払期日が記載してありますが、その支払期日よりも前の日に手形を銀行に買い取ってもらうことができます。
これを手形の割引きといいます。

手形を割り引くことで、手形の支払期日よりも前に現金などを受け取ることができますが、割り引くには一定の手数料がかかります。
この手数料を割引料といいますが、割引料は「手形売却損」という費用の勘定科目で処理します。

仕訳の確認

事例を使って確認しましょう。
【例4-5】を見てください。

【例4-5】
所有する約束手形100円を割り引き、割引料10円を差し引いた残額を当座預金口座に預け入れた。

手形の割引き

持っている手形を割り引くことで、受取手形がなくなります。
受取手形は資産なので、減ったら貸方に記入です。

そして、割引料を差し引いた残額である90円は当座預金口座に預けれたとありますので、当座預金が増えています。
当座預金は資産なので、増えたら借方に記入です。

割引料の10円は手形売却損で処理します。
手形売却損は費用なので、増えたら借方に記入です。

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