【簿記3級講座#33】小口現金出納帳【最速簿記】

簿記3級講義動画 第12章 帳簿
学習内容
  • 小口現金出納帳
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小口現金出納帳

小口現金出納帳は、小口現金の状況を記入する帳簿です。

小口現金を補給するタイミングによって記入方法が異なります。

記入方法の確認

事例を使って小口現金出納帳の記入方法を確認しましょう。
【例12-3】を見てください。

【例12-3】
下記の一連の取引について、小口現金出納帳に記入しなさい。なお、前渡額は¥1,000である。

9月 9日 はがき代  ¥100
9月17日 タクシー代 ¥200
9月23日 電気代  ¥500

月(または週)の初めに補給する場合

小口現金出納帳1

受入欄には補給額を記入します。

摘要欄には支払いの内容を記入します。

支払欄には支払金額を記入します。

内訳欄には支払金額の内訳を記入します。

9月9日にはがき代として100円の小口現金を支払っていますので、摘要欄に「はがき代」、支払欄に100円と記入しています。

そして、はがき代は通信費という勘定科目で処理しますので、内訳の通品費の欄に100円と記入します。

同じ要領で、タクシー代と電気代も記入します。
タクシー代は旅費交通費、電気代は水道光熱費です。

月の終わりに、小口現金の残高を次月繰越として赤字で記入します。

そして同じ金額を次の月の初めに前月繰越として記入します。

月のはじめに小口現金を補給しますので、補給した金額を記入します。
これは、前の月に使った金額になります。

月末(または週末)に補給する場合

小口現金出納帳2

月のはじめに補給する場合と違っている部分だけ確認します。

月の終わりに小口現金を補給しますので、補給した金額を記入します。
これは、今月使った金額になります。

月の終わりに小口現金を補給する場合、毎月同じ金額が繰り越されます。

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