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1.消耗品購入時
消耗品とは、ボールペンやコピー用紙など、低額で短期的に消費されるものをいいます。
消耗品の処理には購入時に、①『消耗品費』(費用)として処理する方法と、②『消耗品』(資産)として処理する方法があります。
【例9—7】
ボールペン500円を現金で購入した。
2.決算時
消耗品の処理として、①『消耗品費』(費用)として処理する方法を採用している場合には、期末に残っている未使用分を『消耗品費』(費用)から『消耗品』(資産)に振り替えます。これに対して、②『消耗品』(資産)として処理する方法を採用している場合には、当期使用した分を『消耗品』(資産)から『消耗品費』(費用)に振り替えます。
【例9—8】
決算において、消耗品100円が未使用であることがわかった。なお、当期の消耗品購入額は500円であり、期首に消耗品の在庫はなかった。
決算整理後の『消耗品費』勘定は400円(借方)、『消耗品』勘定は100円(借方)となり、①・②いずれの方法によっても残高は同じになります。
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