簿記2級・簿記3級を学習していると、わからない論点や間違えてしまう問題が出てくるかと思います。
そんなとき、みなさんはどうしていますか?
- わかるまで何度も繰り返す
- とりあえず飛ばして次に進む
- 勉強をやめる(えっ?)
などなど、人により様々かと思います。
1の場合、2度目3度目でわかれば良いのですが、そうでない場合はなかなか次に進むことができず、学習期間が長引いてしまうおそれがあります。
2の場合、飛ばして他の学習をしている間に飛ばしたところの内容が記憶の彼方に消え去り、再度学習するときはまたイチからやり直すことになるおそれがあります。
3の場合は・・・それもアリかもしれませんね!合格が自分にとって本当に必要なことであれば、また勉強する気になるでしょう。
「わからないところがあったとき、どうしたらいいの?」
「なんとなく勉強を進めているけど、このままじゃ不安・・・」
そんな方に向けて、わからない論点や問題が出てきたときの対処方法をお伝えします。
チェックノートで弱点を見える化しよう
簿記の試験に合格するために重要なことは、わからないことやミスを減らすことです。
テキストを読んで理解できなかった内容や、問題を解いていてミスした内容については、そのままにせず、しっかりとフォローしましょう。
その際にオススメなのが、わからない点や間違った点を記録しておくノートの作成です。
最速簿記では「 」と呼んでいます。
チェックノートを作成せずに学習していると、わからないことをそのままにしてしまったり、同じミスを繰り返してしまいます。
また、人は楽な方へと流れる生き物ですから、無意識に出来る問題ばかりを解いて安心してしまったりするものです。
きちんとチェックノートを作成することで、自分が苦手とする論点やミスしやすいポイントが明確になるのです。
そこをひとつひとつ潰していくことで、合格可能性が飛躍的にアップします。
チェックノートの作成方法は?
それではチェックノートの具体的な作成方法についてお話します。
チェックノートには、次の点を記録します。
- テキストや問題集のページ番号や問題番号など
- わからなかった・ミスした内容
- 次回の学習時に気をつけるポイント
上記の3点について具体的に記録しましょう。
何がどうわからなかったのか、なぜミスしたのか、どうすればミスを防げるのか等、詳細に記録しておくほど効果的です。
図などを用いるのも良いでしょう。
テキストと問題集・模擬試験とで分けて記録しておくと復習がしやすいです。
また、テキスト等に付箋を貼っておきましょう。
簿記2級・3級合格の鍵はチェックノートの活用にあり!
次回学習したときに、「もう大丈夫」と思えた箇所については、チェックマークを付します。
また、テキスト等に貼っておいた付箋を取ります。
少しでも不安を感じるのであれば、その点をメモしておき、チェックマークは付さずに後日再度取り組みましょう。
試験本番までにすべての項目にチェックマークが付き、テキスト等から付箋が無くなった状態になれば合格は確実です。
仮にいくつかチェックマークが付いていない箇所があったとしても大丈夫!
日商簿記検定は70点取れれば合格できる試験ですから、30点分はわからなかったりミスしても良いのです。
100点満点でもギリギリ70点でも、合格は合格です。
もしどうしても理解できない論点があったとしても、そこにこだわり時間をかけるのではなく、スッパリと切ってしまう(試験で出題されてもスルーする)のも、短期間で合格を勝ち取るための積極的な戦略です。
・・・と、最後は少し脇道にそれてしまいましたが、早速チェックノートを活用して最速で合格しましょう!
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